こんにちは、ドリルマンです。
このブログを書くまでに1ヶ月ほど時間を要しました。
なぜか…
それは後日談とさせてください。
宮城県女川町の水産会社様にて水槽設備工事を行いました。
1基あたり約3トンの生簀が11基、その生簀同士を連結(循環)させ、
アワビの汚れを除去しながら水換えの回数を減らすというものです。
もともと循環していない生簀のため、
まずは循環させるための穴あけ工事からとなります。
次は、循環するための動力、ポンプと配管工事。
写真左上にうっすらオレンジ色の何かが見えると思います。
これはろ過材です。
見えてるのは一部ですが、およそ2トンあります。
2トンのろ過材を小分けに袋詰めし、素手で洗うという作業…
そうです、ドリルマンがやりました。
連日連夜、想像以上に洗いました。
ろ過材で手や腕に小さな傷ができ、そこに海水が進撃してきます。
これも想像以上に激痛でした(笑)
そんな時、お助けマンが登場!
軽自動車で東京から宮城県までは相当大変だったかと思います。
もちろん乗っていたのはDAIGOさん。
たくましい姿と表情ですね。
一気に工事のスピードも上がり、ようやくゴールが見えてきました。
残念ながら完成後の写真はお見せできないのですが、
水産会社の社長様が地元の漁師さんたちを連れてこられ、
笑いながら説明している姿を見て疲れも痛みも消えておりました。
下の写真は工事現場から10mぐらいの距離にある海辺です。
※写真加工は一切しておりません。
なんて素敵なんでしょう。
今も震災の傷跡、そして風評被害にも負けず、
家族のため社会のために戦っている人たちがここにもいます。
微力ながらお力添えできたことはとても嬉しく、
また、貴重な体験もさせていただきました。
女川町の皆様、本当にありがとうございました。
今後とも、活かす水槽設備屋さんをよろしくお願い申し上げます。